矯正中におススメの補助用品~ リテーナーシャイン ~|浦安市の矯正歯科専門医院・新浦安カタヤマ矯正歯科
2022.04.07

矯正治療といえば 歯にブラケットといわれる器具を接着し、
ワイヤーで動かしていくのを想像される方が多いのではないかと思います。
しかし、矯正治療で使う装置の中には取り外し式のものもあります。
小児矯正の拡大床 や スプリント と呼ばれる器具 
また、矯正治療が終わったタイミングで歯を後戻りさせないために装着する 
リテーナーそして、マウスピース矯正のマウスピース などがあります。
それらの器具ワイヤーなどの金属とプラスチックで構成されている器具です。
お手入れとしては、流水下で歯ブラシなどでこする
(お湯は変形、破損の恐れがあるのでNGです。また、歯磨き粉も細かい傷ができてしまい、雑菌の繁殖原因になるためNGです)と、簡単なお手入れです。
ですが、私の経験上どうしても、毎日長時間お口に入れておくものなので
どうしてもニオイが気になったり
本当にこれだけでいいのかな?と心配になったりします。
そのような、取り外し式の矯正装置専用の洗浄剤をご紹介いたします。
(リテーナーに関する過去ブログ: リテーナー(保定装置)とは )

■ リテーナーシャイン

この商品は、矯正用のリテーナーやその他床装置のプラークコントロールの為に開発されたもので、漂白成分とタンパク質分解酵素により流水下でのブラシ洗浄では落としきれないプラークの除去と、ニオイの除去を可能としています。

■ 入れ歯洗浄剤じゃだめなの?

市販の入れ歯洗浄剤でも似たようなものがありますが、実は成分が違うんです。
というのも、入れ歯に使われている金属と矯正装置に使われている金属の種類が異なっており、その金属に合わせた洗浄素材が配合されているため
入れ歯用洗浄剤を使用すると矯正装置のろう着部分(金属の継ぎ目)を溶かしてしまい、長期使用で装置が壊れてしまうことがあります。
一方、リテーナーシャインはろう着部分に優しい成分で金属をほとんど溶かさないので安心安全に床装置をお手入れしていただけます。

■ 使い方

とても簡単にお使いいただけます。
専用の容器をなにかご用意いただいて
コップ一杯のぬるま湯(約180ml 40℃)に付属のスプーン約一杯を入れて
そこに床装置を入れます。この時容器内の水はブルーです。
約三十分ほどそのまま漬けていただくと、水の色が薄くなってきますので
容器から床装置を取り出し、流水でよく洗い流して洗浄終了です。
ただし、リテーナーシャインだけに頼るのではなく、しっかり流水下でこするようにしましょう!
あくまで補助としての使い方をおススメいたします。

タグ
おすすめ記事
2021.10.12
2021.09.22
2021.12.04
2021.10.13
2021.10.26