食育とは|DOCTORʼS BLOG|新浦安カタヤマ矯正歯科|新浦安駅直結|矯正歯科の専門医院
2024.12.17

「食育」という言葉をご存じでしょうか。今回は食育についてかみ合わせに関わるシリーズです。『食育② 離乳食の始め方』『食育③ 離乳食の与え方 ~歯が生えてから~』についてもご参考にしてください。

食育とは

食育は、生きる上での基本であって、知育、徳育および体育の基礎となるべきものと位置づけられるとともに、様々な経験を通じて「食」に関する知識と「食」を選択する力を習得し、健全な食生活を実践することができる人間を育てるものと定義されています。

栄養を摂るだけでなく、見た目やおいしく味わって食べるという、こころの豊かさのためにも食べることは大切になっています。そして、食育は教育や医療、栄養や調理の専門家だけでなく、私たちすべてが取り組むべき問題だと言えます。

現代社会では、子供たちも大人も日々を忙しく過ごしており食事の時間をかけることが少なくなってきています。コンビニやファストフードなど手軽に摂取することができ、便利になる一方で食事によってとられるはずの健康がとれなくなり、心身の健康が保たれなくなっている現状もあります。栄養の偏りや不規則な食事による肥満や生活習慣病などの現代病が増え問題視されています。他にも、外国からの食料輸入に依存するようになって日常から伝統的な地域の食文化が消えていっていることや食の安全や信頼にかかわる問題などもあり、食を取り巻く環境が大きく変化しています。 こうした中で、食に関する知識を身に付け、健康的な食生活を実践することにより、心と身体の健康を維持し、生き生きと暮らすために、生涯にわたって「食べる力」=「生きる力」を育むことが重要になっています。

食育で育てたい「食べる力」は6つあります

  • 心と身体の健康を維持できる
  • 食事の重要性や楽しさを理解する
  • 食べ物の選択や食事づくりができる
  • 一緒に食べたい人がいる
  • 日本の食文化を理解し伝えることができる
  • 食べ物やつくる人への感謝の心

これらの力を育むためにはどうしたらよいのでしょうか。

一つはバランスの良い食事をとることが大切です。

今回はバランスの良い食事をとるためのキーワードである“まごわやさしい”についてお伝えします。

ま(豆):良質やたんぱく質、カルシウムやマグネシウムなどのミネラルも豊富、納豆にはビタミンKも含まれています。

ご(ごま):ごまなどの種実類はミネラルやビタミンEが豊富で若々しい身体を作るのに良い働きをする食材です。

わ(わかめ):わかめや昆布などの海藻類は、カルシウムやミネラル、食物繊維が豊富です。

や(野菜):野菜は現代人に不足しがちなビタミンや食物繊維が豊富です。ミネラルも含まれています。

さ(魚):良質なたんぱく質が豊富。特に小魚など骨まで食べられる魚からはカルシウムなどのミネラルも摂取できます。

し(しいたけ):ビタミンDが豊富。特にきくらげやしいたけなどの天日干ししてあるものは、太陽の力でさらにビタミンDアップします。

い(芋):食物繊維が整腸作用を助けます。また、いも類に含まれるビタミンCは野菜と比べ、加熱によって壊れにくいのが特徴です。

“まごわやさしい”というのはバランスの良い食事をするために取り入れたい食の7品目の頭文字を並べたものです。

この食材はスーパーなどで手軽に入るものばかりです。冷凍食品や缶詰を利用したりして、普段の献立の中に7品目のどれかをプラスするだけでも食生活は改善されるので、ぜひご自身でも取り組んでみてください。

私たちは食べ物を食べる時、口から摂っています。食べ物を幅広く豊かに食べるためには、歯・口が健康である必要があります。おいしく食べ物を食べるためには、綺麗な歯並びでいること、よく噛める歯並びであることが大切です。

当院の初診相談では、歯並びを3Dスキャンし、現在の噛み合わせの状態についても説明させていただいております。矯正相談は無料となっておりますので、歯並びにお悩みの方、自分のかみ合わせが良い状態なのか気になる方はぜひ一度当院にご相談にお越しください。

ご予約お待ちしております。

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