矯正治療中もきれいな息を保つために|DOCTORʼS BLOG|新浦安カタヤマ矯正歯科|新浦安駅直結|矯正歯科の専門医院
2025.02.18

矯正治療中は歯並びが整う喜びがある一方で、
「口臭が気になる」というお悩みを抱える方も少なくありません。

矯正治療中でもきれいな息を保つためには
次のポイントを意識することが大切です。

具体的にどのようなポイントに気をつければよいのか
歯科衛生士の視点から解説していきます。

1.丁寧なブラッシングを心がける

矯正中に歯みがきを丁寧に行うことは口臭予防の基本になります。
しかしお口のなかに矯正装置があることで歯磨きがとても難しくなりますね。

装置の周りや歯と歯の間など磨きにくい場所も
適切な方法でケアしていけば口臭予防になります。

〈歯磨きのポイント〉

矯正治療中の歯みがきに特化したものを使用する。
普通の歯ブラシだと細かいところまで歯ブラシの毛先が届かず、
磨き残しができ、口臭の原因になります。

矯正用歯ブラシ
ブラシの中央に溝があり、装置周りの汚れをきれいに取ることができます。

タフトブラシ

毛束が小さくまとまっているため、装置の周りやアンカースクリューなど
普通の歯ブラシだと届きにくいところにブラシが当てやすくなります。

1日3回歯磨きしていただくことが理想ですが
それぞれのライフスタイルによっては難しい場合もあるかと思います。

『矯正治療中の歯磨きの仕方』『歯ブラシの選び方は』も参考にしてみてください。)

そのような時は、うがいをしっかり行うだけでも効果的になります。

当院おすすめの洗口剤(マウスウォッシュ)

モンダミン ハビットプロです。
歯科専売品といって、歯科医院でしか購入できないマウスウォッシュです。

ハビットプロはノンアルコールなので刺激が少なく、
優しい香味のためストレスなく日常に取り入れていただきやすいです。

希釈する必要がなく、そのままうがいをできる手軽さと
毎回の濃度が変わることがないため安定した効果を得られやすいです。

ハビットプロは口臭予防と歯周ケアに特化しています。

そのため、矯正装置がついていて、ご自身のお口のニオイや歯茎の炎症が心配な患者様におススメのケア用品となっております。

 ハビットプロの詳しい情報はこちらのブログをご覧ください。
 『洗口液 ハビットプロ 矯正治療中におススメの補助用品』

2.舌のケアも忘れない

口臭の原因の一つに舌の汚れ「舌苔」があります。
見落としがちな舌の汚れもしっかりケアすることで口臭予防につながります。

〈舌の磨き方〉

舌専用のブラシややわらかめの歯ブラシを使用し、
奥から手前に向かってやさしく磨きます。
力をいれすぎると舌が傷ついてしまうため、優しくケアすることがポイントです。

3.お口の乾燥に気をつける

お口のなかが乾燥すると唾液の分泌量が減り、細菌が繁殖しやすくなります。

唾液には抗菌作用があるため、唾液の量が不足すると口内細菌のバランスが保たれなくなり、口臭が発生します。

〈乾燥を防ぐ方法〉

  • こまめな水分補給でお口の中を潤す
  • ガムを噛んで唾液腺を刺激し、唾液の分泌を促進する。(ノンシュガーのもの)
  • 鼻呼吸を意識する(口呼吸は乾燥の原因になります)

4.定期的なクリーニングを受ける

普段の歯ブラシでは取り除けない歯石や歯垢(プラーク)を、
専門的な機器を使用して歯科医師や歯科衛生士が行うクリーニングを受けましょう。

歯の表面に付着した汚れを取り除き、口腔内を清潔に保つことで、虫歯や歯周病の予防だけではなく口臭の原因除去にもつながります。

矯正治療中もセルフケアやプロフェッショナルケアを行うことできれいな息と健康な歯をキープできます。

何かお困りのことや不安がありましたらいつでもご相談ください。

一緒に健康で美しいお口を目指しましょう!

タグ
おすすめ記事
2021.10.12
2021.09.22
2021.12.04
2021.10.13
2021.10.26