子どもの矯正治療はいつ開始したらいい?|浦安市の矯正歯科専門医院・新浦安カタヤマ矯正歯科
2021.09.22

子どもの矯正治療はいつ始めた方がいいか、と心配になる親御さまは多いと思います。きれいな歯並びというのは、何にも代え難いお子様への贈り物です。一生使い続ける歯だからこそ、大切に、そして美しく発育させていきたいものです。

子どもの矯正歯科治療を始める一つの目安として、上下前歯4本が生え変わった頃、6歳臼歯が生えてくる頃で、小学生2~3年生頃です。

■ 子どもの矯正治療 「第一期治療」と「第二期治療」

子どもの歯列矯正は小児矯正治療とも呼ばれ、乳歯から永久歯に生え変わる時期を目安に「第一期」「第二期」の治療に分かれます。「第一期治療」は、乳歯のみまたは乳歯と永久歯が混在している4歳~12歳頃に行います。子どもの歯から大人の歯へ生え変わる時期はお子さまの成長を利用して、歯の並ぶ土台である顎の成長を助け、お口の環境の改善を行う重要な時期です。「成長を利用して骨の形成に働きかける」ことは、この時期にしかできません。

子どもの矯正歯科治療を始める一つの目安として、上下前歯4本が生え変わった頃 、6歳臼歯が生えてくる頃で、小学生2~3年生頃に相当します。しかし、小児矯正を開始する時期は一律ではなく、お子さまに合わせて最適な時期を見極めることが必要です。治療期間は大人の歯並びになるまで経過を見させていただきます。

「第二期治療」は、全ての乳歯が永久歯に生えかわった時期に行います。年齢的には12歳を超えたあたりですので、第二期治療が実施されるのは中学生以降ということになります。

■ 第一期治療のメリット

第一期治療のメリットはまだ成長期であるため、顎や歯槽骨などの骨格を対象として矯正治療を行うことができることです。
例えば、顎の幅が狭いお子さまには歯列拡大を促す装置を装着することにより歯槽骨の幅を広げてあげることができます。成長が終了した成人患者様で歯列拡大を行ったとしても、顎は広がる事が出来ず、歯だけが傾斜して配列してしまいます。歯が傾斜してしまうと異常な力が歯にかかってしまい、歯槽骨が吸収し歯肉退縮が起こしたり、歯槽骨から歯根がでてしまう可能性があります。

下あごが小さいお子さまには下顎骨の成長を促進してあげる装置を装着します。下顎骨の成長は第二次成長期に身長が伸びる時に下顎骨の頭の部位(下顎頭)が成長します。上顎と下顎の位置をできるだけ良い位置にしておくことにより、永久歯の歯並びが安定したかみ合わせを得ることができる可能性があります。 また、噛むときに下顎がズレて噛んでいるお子さまは、成長するにつれて下顎がズレている方向に成長する可能性があります。そのため、ズレて噛んでいる状態を改善してあげることにより、下顎骨の非対称を予防することができます。

■ 子どもの矯正治療(第一期治療)で使用する主な装置

拡大床
取り外し式の装置で歯列の拡大を行います。装置にネジが埋め込まれていて、1~2週間に1回ネジを回していただきます。1回ネジを回すごとに0.25㎜装置が広がり、歯列の拡大を行います。取り外し式の装置ではありますが、日中も夜間も装着していただきます。装着時間が短い場合は、装置だけが広がってしまい不適合になってしまい歯列が広がりませんので、できるだけ装着してもらうようにご自宅でもご指導してください。

ヘッドギア
ヘッドギアは上顎の臼歯を遠心(後ろ)に移動してあげる装置です。上顎の臼歯に歯のバンドを装着します。バンドは歯に接着剤でつけますので取り外せません。このバンドに取り外し式のワイヤーを装着しゴムを使用します。上顎の臼歯を遠心に移動することにより、出っ歯の改善や、上顎前歯の凸凹の改善を行うことができます。使用する時間はご自宅にいる時に使用します。一日の目標装着時間は10時間です。

FKO(エフカオー)
取り外し式の装置で下顎骨の成長を促進させてあげます。具体的には下顎頭の成長を促進させてあげることで、上下顎の前後的な位置関係の改善を行います。効果には成長を伴うものであるので、半年から数年使用します。大きい装置なので、ご自宅にいる時に使用する装置です。一日の使用時間はヘッドギアと同じで、一日10時間です。

■ 早期に治療を開始するお子さま

受け口や、部分的な不正咬合の場合には3~6歳の早い時期に治療を開始することで、マウスピースのような取り外し式の装置や、部分的な装置で負担を少なく治療が行える場合もあります。

■ お子さまの矯正治療の来院間隔と治療期間および費用

お子さまの矯正治療(第I期治療)の来院間隔は基本的には1ヶ月に一度です。ただし、装置によっては3ヶ月に一度の来院の場合もありますので、矯正担当の先生にご相談してください。また、第一期治療はすべての永久歯が生え変わり、成長がある程度終了するまで経過観察を行います。経過観察になった際には半年から1年に一度の来院になります。

費用は自費診療になるので、歯科医院によって変わります。一般的には第一期治療は30~40万円の医院が多いです。

■ 子どもの矯正治療で大切なこと

小児矯正の開始時期は個人差が大きいです。

大切なのは、「できるだけ早く治療を開始すること」ではなく、「まずは早めに一度相談すること」です。

そのため新浦安カタヤマ矯正歯科では初診相談の際に、お子さまの歯並びや顔つきを見させていただき、親御さまのご希望も伺いながら矯正治療の必要性や最適な時期、治療装置、治療費用などについてお話させていただくようにしています。

その際、大事なのは中長期的な視点を持つことです。目の前の症状をただ治すのではなく、最終的に永久歯に生え替わった後、機能的できれいな歯並びになっていなければ意味がありません。そのため「半年後にもう一度状態をチェックしましょう」といったご提案をさせていただくこともございます。

必要な時期に必要な治療だけを行う。これは結果的に治療の負担を最小限に留めることにも繋がります。その子にとって最も良い治療を行うことができるよう、まずは少しでも気になった時に一度クリニックにご相談にいらしていただければと思います。

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