矯正歯科の選び方|浦安市の矯正歯科専門医院・新浦安カタヤマ矯正歯科
2021.10.12

矯正治療は高い技術、知識が必要になります。その訓練をされている歯科医師や矯正治療に必要な機材などがないと、適切な診断や治療計画、そして治療結果を得ることができません。今回のブログではたくさんある歯科医院の中から矯正歯科を選ぶポイントについてご説明させていただきます。

■ 信頼できる矯正歯科を選ぶポイント

今やコンビニよりも歯科医院は多く、どこの病院で矯正治療を行うか迷う方は多いと思います。
また、歯列矯正は安くなく、治療期間もかかります。基本的には矯正治療は一生で一度の治療なので、医院選びに慎重になる方もいらっしゃるかと思います。

そこで、この記事では矯正治療を行う認定医の視点で、矯正歯科医院の選ぶ 9ポイントをお伝えいたしますので、ご参考にして頂けたらと思います。

  1. 日本矯正歯科学会の認定医が在籍している
  2. 診断や治療計画立案に必要なセファログラム・CT撮影が可能
  3. メリット・デメリットを丁寧に説明してくれる
  4. 具体的な矯正治療の費用を説明してくれる
  5. 顎関節をしっかりと診察している
  6. 矯正治療中のトラブルに対応してくれる
  7. 通いやすい場所にある
  8. 一般歯科と矯正医の連携がきちんとされている
  9. 子どもでも大人でもきちんと話を聞いてくれる先生を選ぶ

1.日本矯正歯科学会の認定医が在籍している


現在歯科医師は10万人いるといわれています。国家試験を合格した歯科医師はすべての歯科治療を行うことができます。しかし、矯正治療は専門性が高く、知識や技術が必要となります。矯正歯科を選ぶ際には、日本で最大の矯正歯科学会である日本矯正歯科学会の認定医以上の資格を持つ矯正医を選びましょう。(現在認定医は約3000人)認定医を取得するためには、5年以上専門的な研修を行い、10症例の提示、口頭試問に合格する必要があります。認定医を持っている歯科医師は一定以上の技術・知識・経験があるといえます。 そのため、矯正歯科を探す際には、一定水準以上の技術と知識・経験のあることが認定されている矯正の専門医がいるかどうか確認しましょう。

2.診断や治療計画立案に必要なセファログラム・CT撮影が可能

セファロレントゲン撮影が可能な歯科医院を選ぶようにしましょう。このセファロレントゲン撮影データをもとに治療計画を立てるます。通常の矯正専門の医院には必ずあります。
セファロレントゲンがなくても矯正治療はできますが、確実な診断ができないため治療の質は下がると思われます。例えば、出っ歯の原因は上の顎が出ているからなのか、それとも下の顎が小さいからなのかなど詳しい診断をするのに必要です。
また、このセファロレントゲン機器に加えて3 次元的にレントゲン撮影ができるCTが置いてある歯科医院を選ぶとより詳しい検査や診断ができるので安心です。

3.メリット・デメリットを丁寧に説明してくれる

どの病院でも、矯正治療を行うことで、見た目やかみ合わせがよくなるといったメリットの説明を受けると思います。しかし、何事にもメリットがあればデメリットもあります。きちんとデメリットの説明を受けないと、治療中・治療後にこんなはずではなかったと感じてしまうことがあります。起こりうるリスクなどについて十分に理解し、ご納得されてから治療をうける必要があります。マイナスの情報もしっかりと話してくれるかどうかも、矯正歯科医院を選ぶポイントになります。
また、矯正治療には表側矯正や裏側矯正、マウスピース型の矯正治療などといった色々な装置があります。それぞれの装置にはメリットデメリットがあります。特に近年マウスピース型の矯正治療を導入しているクリニックが多くなっております。マウスピース型の矯正治療は適応症が限られることがあり、マウスピース型の矯正治療メリットだけを説明するリニックにはきちんとデメリットや、想定外の時の対応法に関しても十分説明してもらうようにしましょう。

4.具体的な矯正治療の費用を説明してくれる

矯正治療は一般的には自費診療になります。そのため病院によって費用や支払制度が異なります。また、使用する矯正装置によっても費用が異なります。病院によってはその他にも追加費用が発生することがあります。
日本矯正歯科学会の認定医以上であれば、お口の中をみればおおよその治療内容や期間を教えてくれます。また装置の故障による交換や補助器具の使用などで追加費用がかかるケースもあります。

「何にどれだけかかるか」というのを矯正歯科治療を行う前にきちんと確認することが大切です。

5.顎関節をしっかりと診察している

機能的でよいかみ合わせは、歯並びだけでなく、顎の関節も関係しています。顎関節に異常が認められる場合には治療方針が変わる可能性があります。顎関節を確認する際には、お口の開閉路、顎のずれ、顎関節部や咀嚼筋の触診などを行います。顎関節を診察しないで矯正治療を行うと、一見キレイな歯並びですが、機能的には問題が出ることがあり、歯の寿命が短くなることがあります。

6.矯正治療中のトラブルに対応してくれる

矯正治療中には装置が外れてしまったり、お痛みが出てしまったりと、トラブルを生じる場合があります。そのような時にすぐに対応できる歯科医院ですと安心して矯正治療期間を過ごすことができます。

7.通いやすい場所にある

矯正治療は基本的には月1回の来院ですが、年単位の長期の治療になります。なるべく自宅の近くや仕事帰りに通院できるような通いやすい歯科医院をおすすめします。

8.一般歯科と矯正医の連携がきちんとされている

矯正歯科治療といえども、一つの歯科治療です。治療中には虫歯、歯肉炎、抜歯等、一般歯科医との連携が不可欠です。矯正歯科医院側で提携先をきちんと確保していないと、患者様は治療依頼状を持ってさまようことになりかねません。また、矯正医と一般歯科医との間でコミュニケーションが十分にとれていないと、意図したことが伝わらず異なった処置を行われる場合もあります。
信頼できる一般歯科医との連携治療がきちんと出来ている矯正歯科医院を探すというのも重要なポイントと思います。

9.子どもでも大人でもきちんと話を聞いてくれる先生を選ぶ

先生やスタッフさんが親しみやすく、コミュニケーションがとりやすい雰囲気の良い医院を探しましょう。矯正治療は長期になりますので、実際に先生と話し、自分に合っているかも非常に大事になります。また、わかりやすい言葉で説明してくれるかも重要です。お子さまも楽しく通院できると、矯正装置も頑張って使用してくれることが多いです。

まとめ

矯正治療は基本的に人生で1度の治療であり、お金も時間もかかります。
【納得】できるクリニックを見つけるためにも、何ヶ所か矯正初診相談を受けることをオススメします!
また、ワイヤーやマウスピース型矯正装置など複数の矯正装置をご提案してもらい、メリットデメリットを考慮したうえでご自身にあった治療法をご検討してください。

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